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嫌気状態と水分活性  [2013/04/04]

脱酸素剤を入れた嫌気状態で嫌気性菌がどれだけ増えるのか、水分活性はどうなのか気になったので少し調べてみた。

結果から書くと、水分活性は0.94を超えないと増殖の危険はそれほどないみたい。
好気状態だとカビを代表として色んな菌類が増殖してしまうけど、嫌気だと問題になるのはボツリヌス菌位。
そして、厚生労働省のボツリヌス食中毒対策等をみてみると、pH4.6を超える状態且つ水分活性0.94を超える状態が良くないっぽい。
ただし、密封状態で120℃4分間の加熱を行えばOK。

そうするとよっぽどの水分を含んだ餌じゃないと、脱酸素剤+乾燥剤は要らないっぽいな。
しかし、結露水の問題もあるから、湿度調整の意味で入れるのが無難か?
冷凍庫保存なら完全に要らないけど。

後はカイロにどれだけの水分が含まれているかだな…
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[ 2013/04/04 21:25 ] なぞの小部屋 | TB(0) | CM(0)

ガスバリア性についてメモ  [2013/03/25]

脱酸素剤を使ってものを保存するときは、ガスバリア性の高い容器に入れないと効果が薄れる。

気体透過度は、ある試料がどれだけ気体を通すかを表したもので、
気体透過度=気体透過量(体積)/(圧力差×透過面積×時間)
で表される。

気体透過係数は、ある素材がどれだけ気体を通すかを表したもので、
気体透過係数=気体透過量(体積)×フィルムの厚さ/(圧力差×透過面積×時間)
で表される。

同じ厚さで違う素材のものを比べるなら気体透過係数、違う厚さの物を比べるなら気体透過度を使うと比べやすい。
同じ素材で厚さが2倍になると透過する気体の量は1/2に、厚さが3倍になると透過量は1/3にと反比例の関係がある。
それを考慮してある厚さの透過量を表したのが気体透過係数。
気体透過係数が10倍になれば気体透過量も10倍になるため、同じ透過量にするには10倍の厚さが必要になる。

代表的な樹脂の酸素透過性を下にまとめてみる
(cc/cm2/mm/sec/cmHg*10^10)
ポリ塩化ビニリデン(PVDC、サランラップ):0.05
ポリエチレンテレフタレート(PET、ペットボトル):0.3
ポリアミド(PA、ナイロン):0.38
エポキシ(EP):0.49~16
ポリ塩化ビニール(PVC、塩ビ):1.2~6
ポリカーボネート(PC):20
ポリスチレン(PS、スチロール樹脂):15~250
ブチルゴム(IIR):13
ポリエチレン(PE):11~59
ポリプロピレン(PP):23
クロロプレンゴム(CR):40
天然ゴム(NR):230
シリコンゴム(SiR):1000~6000

ポリ袋、ビニール袋、ジップロップなどの袋は主にPEが使われている模様。
ナイロン製の袋と同程度のガスバリア性をポリ袋で出すには、(11~59)/0.38で30倍位の厚みの袋を用意しなければいけない。
このことから、脱酸素剤を使って嫌気状態にする容器は、厚みよりも素材を第一に考えなければいけない。
ポリ塩化ビニリデンのバリア性最強w
これより強いバリア性を求めるならアルミパックになる。
脱酸素剤用の専用の袋を買うか、真空パック袋や布団圧縮袋でガスバリア性を謳った商品を買うのが無難だと思われる。
真空パック袋や布団圧縮袋でもただのPEでガスバリア性がないものがあるので注意。
カイロの袋はガスバリア性が高いので、「カイロ開封→保存物とシリカゲル投入→シーラーで封入」の荒業もありかも。
[ 2013/03/25 17:29 ] なぞの小部屋 | TB(0) | CM(0)

水分活性と酵母と耐糖性の考察  [2012/03/16]

酒造用酵母の増殖を抑える水分活性はAw=0.91位。
これは砂糖水溶液の濃度で言えば、50%位にもなる。
酒造用酵母のアルコール耐性は最高18%程度。
ワイン酵母は14%程度でパン用のイーストはもう少し低いと思われる。
発酵してできるアルコールは使用した糖のおよそ半分ほどである。
このことから、38%(18%の2倍)の砂糖水で発酵させれば、最高の度数のアルコールができると思われるが、実際には難しい。
なぜなら、Aw0.91の砂糖50%というのは増殖できなくなる濃度のことであり、現実にはもっと低い濃度でなければ、実用的な増殖速度にならない。
これは、日本酒などの清酒用酵母でさえ18%程度までしか上げることが出来無い事と、更にそれが単発酵でなく米などの糖化を利用した副発酵でやっと達成できていることからも裏付けられる。
噛み砕いて言えば、蒸溜していない酒の最高度数の酒は18%程度で、それはデンプンの糖化を利用した補糖によって成し遂げられているということである。
醗酵速度を考慮するなら、糖度は25%以下くらいに抑えなければいけない。

ただし、培養途中の補糖を行わずに、高度数を達成する方法がある。
それは、通常の種を植えついで培養する方法ではなく、溶液を補充していくような連続培養を行うことである。
例えば、18度のものを作るために36%砂糖水で培養するのは難しいが、9度の18%砂糖水であれば培養を行うことができるということである。
具体的な手順は、順次補糖を行なって最高度数(18度)まで培養した培養液に、等量の36%砂糖水を加えるだけである。
18度が2倍に薄められて9度に、36%砂糖が2倍に薄められて18%砂糖になる。
連続培養を行う場合のメリットには、
・度数を高めるための、培養途中の補糖を行わなくて良い
・アルコール度数を常にある程度まで高くできるため、雑菌の増殖を抑えることができる。
等がある。

むやみに糖度を上げることができない問題は、発酵式CO2にも言える。
今までは、パン用のイーストよりもアルコール耐性が強い清酒用の酵母を使えば、より砂糖の量を増やすことができて、より永く添加し続けることができると考えていたが、先に書いたとおり、そう簡単には言えないことがわかる。
すなわち、発酵式CO2添加システムも酒造と同様に、通常の醗酵の限界はアルコール度数だけではなくて、培養初期の糖濃度も重要ということである。
ただし、パン用のイーストは高耐糖性を持っているものが多く、清酒用の酵母よりもかなり高濃度の糖に耐えることができる。
高耐糖性の酵母であれば、おそらく30%砂糖でも問題なく発酵できると思われる。
このことから、パン用のイーストを使うのであれば、アルコール度数による頭打ちが起き、清酒用の酵母を使えば、培養初期の糖濃度によって頭打ちが起こると考えられる。
清酒用の酵母は先に書いたように、25%くらいに抑えた方がいい。
よって、途中で補糖を行わないなら12.5度程度になる。
パン用イーストもおそらく同じくらいのアルコール耐性であると思われる。
2つの菌を比べると、特に清酒用酵母の方がメリットがあるわけではないことがわかる。
ただし、清酒用の酵母のほうが培養速度が遅いと思われることと、連続培養によって初期アルコール度数をある程度上げ、それによって培養速度を遅くして永く培養液を持たせたり、雑菌の繁殖を抑えるといったメリットはある。
もっとも、飲むのでなければ雑菌の繁殖はそれほど重要でないことと、塩や重曹等で増殖速度を抑えるほうが、安定してCO2を添加できると思われるが・・・


うーん。色々考えてもどうしようもないな。
思ったことをひたすら打ち込んだから、文章がわけわかめになってるなw
考えているだけじゃあどうしようもないから、一度実践してみるか。
もちろん夢の中でだけどw
[ 2012/03/16 03:20 ] なぞの小部屋 | TB(0) | CM(2)

糖尿病治療に光!?  [2011/10/08]

糖尿病のラットの腎臓に、鼻の神経幹細胞を移植した所、インスリンが分泌されて血糖値が下がったらしい。
これってすごくね?
糖尿病が治っちゃったってことじゃん。
こういう、幹細胞を患部に少しだけぶち込むという方法は、考えてもいなかったわ。
そもそも、わざわざ臓器の形まで培養・形成して移植しなくてもいいもんな。
幹細胞を何らかの形で用意して、患部の臓器の機能が停止しない程度にそれを移植すれば、幹細胞が勝手に周りの臓器を真似て正常な臓器を形成してくれる寸法。
腎臓だけじゃなくて、もっといろんなところでこの方法は使えるような気がする。
すげーよこの実験結果!

とはいっても、2型の糖尿病でいわゆる生活習慣病と呼ばれている病気は、はっきり言って治らなくてもいいのに…
病気そのものが自業自得なんだし、こういうのが治っちゃったりすると、先のことを考えない、ストレートに言うと動物的な人間が増えてしまう気がする。

CMでよく流れている「豆鼓エキスつぶタイプ」とかのサプリメントも、個人的には大っ嫌い。
「飲むだけで血糖値が下がる」、「今までの生活を続けて大丈夫」みたいなあのCMには虫酸が走る。
こんなものに頼る奴は、病気になったときに何を学んだんだろうかと。
今までの生き方に反省をして、生活習慣を改善して生きていくのが普通なのに、こんなものに頼って同じ生活を続けるなんて、反省すらやってないとしか思えん。
パチンコで人生狂ったパチンカスが、「1円パチンコなら支出は非常に少ないから大丈夫」と言っているのと同じレベルの思考回路。
そういう思考回路の奴は・・・・・・死ねばいいのに(浜田雅功ry
[ 2011/10/08 23:21 ] なぞの小部屋 | TB(0) | CM(0)

ローヤルゼリーの秘密  [2011/04/25]

ローヤルゼリーに含まれていて、ミツバチが女王蜂になる成分が解明されたらしい。
ロイヤラクチンなるタンパクを幼虫に摂取させると、女王になるとか。

この実験のポイントは、
・ローヤルゼリーに含まれている複数のタンパクのうち、ロイヤラクチンが体を大きくし、女王蜂になる因子であることの発見。
・40度30日保存したローヤルゼリーでは、その効果が無い。
・ロイヤラクチンは種を超えて作用する。

このタンパクを生産・使用することが出来れば、養蜂にとって大きなメリットとなる。
また、種を超えて作用すると言うことから、人間にまで作用するかは疑わしいが、蜂に近い昆虫には間違いなく作用するかと。
つまり、趣味の世界ではカブト虫やクワガタの大型化ができる。
アクアの世界だと、ビーシュリンプやザリガニなどの大型化も出来るかも。
ただし、ローヤルゼリーの状態で40度30日の保存ができないと言うことなので、保存性はあまり高くないかと。

これは非常に面白い研究成果だと思います。
早く量産化して、いろんな分野に使えるようになって欲しいな。
量産化はやっぱり、大腸菌や酵母に組み込んで培養かな?
そうすると塩基配列も調べないといけないから、

ロイヤラクチンのアミノ酸シークエンス

適当なプライマー設計

増幅・塩基配列決定

大腸菌や酵母に導入

ロイヤラクチンの精製・解析

量産化、安定・強化タンパクの開発

って感じかな?
[ 2011/04/25 18:18 ] なぞの小部屋 | TB(0) | CM(0)