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青水実験の考察  [2011/08/30]

別記事で書くと言っておきながら書かなくてスミマセン。
青水実験である程度のことがわかったので、考察と合わせてまとめます。


まず、肥料の量ですが、青水を維持するにはIB化成肥料(三菱アグリ、10-10-10-1)であれば、4粒程度で十分だということがわかりました。
2月くらいでかなり溶けるてしうので、ほとんどなくなったら追加で4粒ほど入れていくという感じです。
水温や水流、底床の状態でかなり変わると思いますが、溶け具合も見ながら2ヶ月位で4,5粒入れていく感じで、ある程度の濃さの蒼水を維持できると思います。
まだ青水ができてない立ち上げ初期には、青水化させるだけの余分な肥料が必要になるため、2倍ほどの肥料を入れるか、別途液体肥料でも入れておくといいと思います。
正確な重量は量っていませんが、製品が変われば溶け方などもかなり変わると思われるので、大して参考にもならないと思い、あえて量っていません。
IB化成肥料(三菱アグリ)は、1粒の大きさが大体5-10mm位で、よく売られている白い粒状の化成肥料です。
2ヶ月が短いと感じる場合は、コップに入れて土をかぶせたり、穴を数個開けたビニールに入れて沈める等で溶けにくくすれば、2月以上肥料を持たせることができると思いますが、当然その分多くの肥料を同時に入れておかないといけません。

DSCF1180.jpg
肥料をたくさん入れた場合は、少し変わった油膜みたいなものができます。
↑の写真を見てもらえばわかると思いますが、田んぼでよくみられる水面に泡状になった苔によく似た感じのものが発生します。
普通の水槽でみられる油膜のもっとギトギトしたような油膜も発生します。
おそらくこのような状態になった場合は、肥料のやり過ぎだと思われます。

より永く青水を維持するには、スネールの導入がかなり効果があります。
最近の写真を見てもらうとわかるのですが、青水が濃いプランターと薄いプランターがまばらになっています。
肥料は既に同程度の量しか入れていません。
この違いはラムズホーンの数の影響が大きいと踏んでいます。
水槽(プランター)の壁面の苔を食べるものがいれば、その分だけ水中の苔の濃度が上がるということです。
ただし、いわゆるタニシは水を濾しとってしまうので、それ以外の貝、ラムズホーン、サカマキガイ、カワニナ、アップスネール等が適していると思われます。
特にカワニナなどは、水草なども貪欲に食べるくらいの固形物食い(水を濾しとるのと反対)の性質を持っているようなので、最適だと思われます。

ウィローモスも含めた水草類は、入れない方が良好な蒼水が維持できます。
これは、水中に浮遊する青水が、水草の表面に付着して濾し取られるためだと考えられます。
肥料が水草に取られたり、光が遮られる要素も確かにあるのですが、水草に取られる分も考慮して過剰に肥料を入れた場合や、さほど光が遮られない程度の量に留めた場合も、青水がかなり薄くなりました。
よって、水草に濾し取られる要素がかなり大きいと結論づけました。
すなわち、ウィローモスやマツモやカボンバといった表面積が多い水草は入れないほうがいいと言えます。
試してはいませんが、アヌビアス・ナナのような比較的表面積が小さい種類であれば、水草の影響も最小限に抑えれると思われます。

水草と同様に、産卵床として使うモップやビート、その他隠れ家などのオブジェ類も極力入れないほうがいいと思います。
ただし、稚魚を親と同居させる場合などは、隠れる場所があった方がいいので、入れるものを極力表面積の少ないものにする等の考慮が必要だと思います。
底床も同様に水を濾しとってしまうので、無い方がいいです。

フワフワの浮泥は表面積も水を濾しとる力もかなり強いですが、青水にもかなり影響しているような結果でした。
しかし、いい浮泥はそれ自体が餌になったり、餌の発生源にもなるので、餌として青水を利用する場合は、取り除く必要はないと思われます。
完全に泥化した物を取り除く程度で十分だと思われます。

ピートや鶏糞を入れた場合は、水が着色します。
実験前はこの着色は光を吸収してしまうので、青水にはかなりマイナスだと思っていました。
しかし、実際は少しの着色程度であれば、それほど影響はないことがわかりました。
もちろん水が着色していない方が、濃い青水を作れることは間違いありませんが、少しの着色程度であれば、餌としての青水の濃さは維持できると感じました。

肥料の成分ですが、窒素:リン:カリのどれが青水に有効なのかは、未だわかっていません。
これが解ればかなりの前進なのですが、ネガコン/ポジコンを簡単に設定することが出来ないため、実験の見通しも立てていない状態です。
実験道具、試薬、知識、経験のどれをとっても乏しい状態ですので、せめて多少の知識と経験を身につけてから取り掛かろうと思っています。

肥料の微量要素もどれだけ必要かわかっていません。
化成肥料は微量要素が乏しいので、これだけでは微量要素が欠乏してしまう可能性が大です。
それを補うために、少量の鶏糞や牛糞、腐葉土などの有機質を入れるのは有効だと思われます。
しかし、どれも水に色がつくので入れ過ぎは良くないです。
水に色を付けずに微量要素を添加する方法として、よく水耕栽培に使われるような肥料を少し入れるといいかも知れません。
具体的には大塚ハウスやハイポネックス活力液、ハイポニカ、ハイポネックス微粉等が候補に入ります。
IB化成肥料(三菱アグリ)にも苦土が含まれておリ、鶏糞にはカルシウムがかなり入っています。
これらは硬度とpHをあげますが、どの程度上げるかはわかりません。
硬度とpHはメダカや金魚や鯉等にはそれほど影響がありませんが、南米の魚等の弱酸の軟水で育てる魚種には注意が必要です。
特にIB化成肥料(三菱アグリ)は苦土を1も含んでいるので、出来れば苦土の入っていないものを使った方がいいかも知れません。

エアレーションは水流を作って青水を水槽表面、底床、水草等で濾しとってしまうデメリットがありますが、空気中の二酸化炭素を取り入れるメリットもあります。
また、青水は夜中は酸素を消費するので、酸欠の予防にもなります。
極力水槽内の表面積を減らして、1日に数回程度エアレするのが最適だと思われます。

青水の種類によっては、極端にpHを上げるものもあります。
実際、過去の記事を見てもらえばわかりますが、自分の場合は8なんて余裕で超えて、9台半ばまで達しています。
これでは生体に影響がないわけがありません。
まあ、メダカはピンピンしていますが・・・
今のところこの問題を解決するために動いてはいませんが、いずれ何らかの方法で解決しようと思っています。

長くなりましたが、今のところわかっているのはこんな所です。
とりあえず、ある程度の形にはなりましたので、以下のメソッドを「フォームEW流無限青水Ver1.0」とします。
・水3Lに対して、IB化成肥料(三菱アグリ、10-10-10-1)を1粒入れる2月置きに入れる。
・立ち上げ初期は2倍量(3Lに対して2粒)入れる。
・底床、水草は入れない。
・日光がんがんに当てる。
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[ 2011/08/30 04:59 ] アクアリウム | TB(0) | CM(0)