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青水飼育は万能か?  [2011/05/20]

青水(植物性バクテリア)は良質な餌となります。
それは、生餌であるため、人口飼料には無い、良質なビタミン・タンパク・ミネラル・脂肪酸等が含まれているからです。
また、青水(植物性バクテリア)は、増殖する際に水中の栄養(アンモニア、亜硝酸、硝酸、りん…etc)を吸収します。
すなわち、普通のフィルターでも取り除けない最後の汚れすらも減らしてくれる、最強の浄化兵器とも言えます。

青水は餌になったり水を浄化するだけではなく、病気にもなり難いとされています。
良質なビタミンや脂肪酸が魚の免疫力を上げてくれるのでしょうか?
植物性バクテリアが増えることによって、病原菌の数が減ってしまうのでしょうか?
どんな理由かはわかりませんが、青水で魚を飼育された事がある方は、病気にならない事を実感されていると思います。

例えば稚魚を青水で飼育すると、いつでもおなかがパンパンで成長も早く、針病などの稚魚に良く起る病気も殆ど罹らずに、きれいな色としっかりした体格になります。
一度も青水で飼育をしたことが無い方は、ぜひ一度やってみてください。
また、稚魚が良く落ちる、小さ過ぎてどんな餌をやればいいか悩むという方は、思い切ってバケツに青水を作って、そこに稚魚か孵化前の卵を入れてみてください。
青水の効果と、その維持の簡単さに驚かれると思います。

ここまで書くと、青水は万能で、欠点が無い様に思われます。
しかし、青水には重大な欠点と小さな欠点がいくつか存在します。

まず、重大な欠点ともいえるのが、視界の不良ですw
魚を飼われている方の殆どは、観賞目的で魚を飼っています。
それなのに、水が緑色に濁って魚が見えないとなると、元も子もありません。
すなわち、観賞用の水槽では青水飼育という選択肢は出てきません。

青水飼育をする場合は、強力なフィルターを使うことが出来ません。
なぜなら、フィルターによって青水が濾過されて、取り除かれてしまうからです。
しかし、弱いフィルターであれば、青水が薄くなってしまいますが、使うことが出来ます。
また、青水は水の浄化力もあるため、フィルターが無くても大丈夫な場合が多いです。

夜間の青水は酸素を消費し、二酸化炭素を出します。
そのため、非常に濃い青水の場合には、夜間のエアレーションを行わないと、酸欠で殺してしまう可能性があります。
また、中には毒素を出す植物性バクテリアもいます。
海に出来る赤潮が問題視されているのは、この2つの理由により、魚介類が死滅して死の海となってしまう為です。

青水は水質を変化させます。
まあ、当たり前なんですが、浄化力のある青水が水の汚れである硝酸やりん酸を吸収すると、それだけ水質はアルカリに偏ります。
「多少アルカリになっても、水が汚れてないんだから良いじゃん」とは単純には行きません。
なぜなら、普通の硬度の水であれば、エアレーションを行なって溶けている二酸化炭素を抜くと、pH8近くのアルカリ性になるからです。
どうしてそうなるのかは、リンクの「DISCUS PHOTOGALLERY」さんのページに詳しく書かれています。
この水を弱酸性に保つには、硬度を低下させるか、有機酸や硝酸やリン酸などの酸を添加するか、CO2を添加するしか方法がありません。
先ほど書いたとおり、硝酸や燐酸は吸収されてしまいますし、CO2も酸欠のリスクから添加することが出来ません。
また、青水の中にはアルカリ性物質を出す種もあるらしく、極端にアルカリに傾く場合があります。
実家の屋上タライもこれに当てはまるみたいで、海水も真っ青の恐ろしい数値をたたき出します。
気になる方は
実家[2009/08/06]
実家(アクア偏)[2009/08/28]
でどんな数値が出ているか確認してください。
以上の事から、基本的に青水飼育は酸性・弱酸性が必須の魚には向かないと言えます。
簡単に、かつ安く酸性にする方法はあるのですが、水質を維持するのが難しいことと、逆に酸性に傾きすぎてしまうリスク等があるので、実際には難しいです。
逆に言えば、金魚やメダカや汽水魚等のアルカリ気味が適している魚種には向いているとも言えます。
ただし、殆どの魚は適用力があるのか、アルカリで飼育しても問題ない場合が多いです。
例えば、上に出ている恐ろしいくらいのアルカリ環境でも、弱酸性が適しているといわれるアカヒレでも自然繁殖します。
絶対にアルカリにしてはいけない種や、強酸で飼育しなければいけないもの以外は、青水のアルカリで問題なく飼育できると思われます。


以上が青水のメリットとデメリットです。
万能かと思われる青水ですが、しっかりとデメリットもあります。
[ 2011/05/20 18:44 ] アクアリウム | TB(0) | CM(6)
こんばんは。
とっても勉強になりました。
僕の経験上コリドラスもかなりアルカリに傾いても大丈夫ですのでやっぱりコリドラスでも試してみたいと思います。
是非ブログで上手な青水の作り方を教えてください。
[ 2011/05/20 23:52 ] イタチ911さん@管理人 (URL) [ 編集 ]
>イタチ911さん
普通のコリなら青水飼育の方が調子いいと思います。
上手な作り方は青水マスターでもないのでわかりませんw
「フォームEW流無限青水」については、研究結果等は順次報告させていただきます。
[ 2011/05/21 23:18 ] フォームEWさん@管理人 (URL) [ 編集 ]
こんにちは

青水飼育最高です
エバーグラディの稚魚の成長がすこぶる良いです
社会人アクアリストには非常に助かりますw
屋内で狙って発生させるのがちと難しいですが情報交換していきましょう!!
[ 2011/05/25 15:30 ] Mocchyさん@管理人 (URL) [ 編集 ]
>Mocchyさん
ですよね。
青水飼育こそ至高の飼育法の一つだと断言できます。
2灯/60cm位で青水が維持できる方法があったらすごいんですけどね。
こんなに便利なのに、大昔の金魚の技術から、ちっとも進歩してないですよね。
[ 2011/05/25 23:19 ] フォームEWさん@管理人 (URL) [ 編集 ]
ちなみにうちの環境は45キューブで90cm用の3灯式ですね。
プラチナソイルのスーパーパウダーに鉄力あぐり、メネデール、ハイポネ微粉などなど。
今は液肥は添加していませんが、青水キープできています。
水草は本来ないほうがいいんでしょうねぇ
[ 2011/05/25 23:27 ] Mocchyさん@管理人 (URL) [ 編集 ]
>Mocchyさん
それ位の照度があればいけるでしょうね。
2灯/60cmでも肥料をたっぷりやって、水草を取り除けばいけそうな気がします。
・人工照明ならどれくらいが最適か?
・維持するのに必要な最低照度
・肥料の3要素の割合
・また、それぞれどれくらいの濃度が最適か
・鉄剤等の微量要素の効果
・1月以上、長く維持する方法
ざっと考えただけでもこれだけ気になる点があります。
今回は一番下の研究が出来たらなと考えています。
[ 2011/05/26 06:18 ] フォームEWさん@管理人 (URL) [ 編集 ]
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