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キッチン陶芸  [2013/03/29]

前々から疑問に思っていました。
「ガスコンロで焼き物(陶芸)はできるのか?」

もうかなり昔になりますが、縄文人みたいにそこら辺の土を捏ねて乾かして焼いて、[自作シュリンプハウス]を造ったことがあります。
最初は無理だと思っていましたが、焼き上がりはしっかりと素焼き状に焼き上がっていました。
もしかして、陶芸というものは意外と簡単なのかと思いました。
そして同時に、「ガスコンロで焼いては駄目なのか?」とも思いました。

粘土が焼ける温度は、1100℃位です。
使う土によっても違いますが、素焼きだと600℃以上位から焼け始めるようです。
対してガスコンロの火は1700℃位のようです。
温度だけ見るとかなり余裕で焼けそうです。

ということで、試して見ることにしました。



[自作シュリンプハウス]の経験では、乾燥不足か急加熱急冷で割れたと思われるケースが何度かありました。
また、何箇所かの土で作製しましたが、意外と砂っぽい土が失敗なく焼くことができる事がわかりました。
今回は寄り急加熱急冷で焼くことになるのと、温度ムラができやすい、安全上長時間焼くことができない、と言ったかなり過酷な条件で焼くことになります。
そこで、自家採集物の土は諦めて陶芸用の粘土を買うことにしました。
陶芸用の粘土は色々種類があるのですが、もっとも急加熱急冷ができそうな粘土を選定。

DSCF1518.jpg
適当に捏ねて、塩ビパイプを使ってこんなものを造りました。
使った粘土はシャモットが結構入っているそうで、普通の粘土よりも明らかに粘りが少ないです。
この粘りだと油粘土のように自由な形に整形するのは難しいです。
2,3日放置して乾燥させた物がこの写真。
通常の陶芸であればより時間をかけて乾燥させますが、土の特性を考えて気にせず進めます。
とは言っても、生乾きを直接火で炙っちゃうと、残った水分が急激に蒸発して爆発→破損の可能性があります。
そこで、オーブントースターで完全乾燥させました。

DSCF1521.jpg
100円ショップの網を敷いて、トースターで熱々になった状態のものを載せて、最大火力で焼きます。
焼き残しが出ないように裏返したり移動したりで、5分くらい焼きました。
網が熱でボロボロに…
本当はもう少し時間をかけて焼きたいのですが、空焚きに近い状態ですので、少し怖いですw
カセットコンロだとはボンベが近くにあって危ないので、辞めましょうw
焼きあがったらオーブンに戻して、ゆっくり冷ましました。
(結果から言えば、網の上の自然冷却で充分です)

これで完成ですが、水に浸けて擦ってみると、焼けていない所がありました。
金属音がして完璧だと思ったのですが、8割方焼けている感じです。
表面は焼けている感じなのと、端の方に焼けていない所がありました。
前者は焼き時間が短すぎで、後者は火が当たっているところと当たっていない所の焼きムラだと思われます。
もう少し均一に焼く方法があればいいのですが…

DSCF1523.jpg
濡れたので1日乾燥させて、オーブンで完全乾燥後、再度焼き直すことにしました。
今度はバーナーを追加して火力ゴリ押しw
かなり赤くなっています。
前回よりも加熱時間は増やしましたが、怖いので10分未満。

DSCF1524.jpg
焼き上がりました。
オーブンに移すのが面倒なので、そのまま自然冷却しました。
今度は水に浸けて擦っても大丈夫!
完全に焼けています!!
これで、ガスコンロで陶芸ができることが証明出来ました。
七輪陶芸ならぬ、キッチン陶芸です。


これだけの数を適当な乾燥と過酷な加熱条件で焼きましたが、1つも割れること無く焼きあがりました。
この結果なら、より整形しやすいと思われるテラコッタ用の粘土でも問題ない感じがします。
焼きムラができないように、且つ長時間焼くことができるように工夫すれば、最も陶芸で使われている信楽焼用の粘土も行けるか?
しっかりと時間を掛けて焼くことが出来れば強度も出るので、「均一に焼きムラがないように長時間焼く」が今後の課題でしょうか。

これで水槽内のオブジェ的な物やシャルター等を、低価格で自由に造れます。
似たような陶芸にオーブン粘土がありますが、キッチン陶芸のメリットは
・粘土が安い(1000円/10kg位、安い土だともっと安い)
・オーブンが要らず、焼き過ぎといったこともない
・キッチン陶芸の範疇から外れますが、バーナーを駆使したり野焼きでサイズの上限がない
・素焼き状で通水性もあるので、濾過に寄与
こんな感じでしょうか。
さて、何を造ろう。
夢がひろがりんぐww


※追記(2013.08.27)
ザリガニ用の土管を造ってみました。
ザリガニ用土管作成  [2013/08/27]
[ 2013/03/29 04:50 ] 器具・DIY | TB(0) | CM(2)
すごいな~  そんな事出来るんですねえ・・

素焼きだと植木鉢しか出来ないから

今度抽薬塗ってやってみてください!!!
[ 2013/03/30 19:57 ] どん。あらっちさん@管理人 (URL) [ 編集 ]
釉薬塗っちゃうとせっかくの素焼きの素朴感がなくなっちゃいますし、通水性も無くなってしまうんですよね。
自分で用意したり、色合いのコントロールも難しいんで、色を付けるなら素焼きにペンキの方が楽だと思います。
とは言っても、カラフルな素焼きも魅力的なんで、色のある粘土を探してみましたが、結構な値がしました。
今できそうな色のバリエーションはベージュ(粘土還元)、アイボリー(粘土酸化)、赤(+赤玉土)、黒(+赤玉土還元)、黄(鹿沼土)と言った感じでしょうか。
[ 2013/03/31 20:55 ] フォームEWさん@管理人 (URL) [ 編集 ]
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